運動が肌荒れを改善させる|アンチエイジングのメカニズムを知る!
運動が健康やダイエットに大切な事は皆さんご存知ですよね。
しかも運動をすると肌も心も若返り、見た目も綺麗に見られます。
逆に運動しないと筋力が痩せ細ってしまい、肌が特急列車のようなスピードで老化していきます。
筋力が落ちて肌が老化すると皮膚を支える力が衰えることで、顔に表れやすくなり老け顔になります。
老け顔になると周りから年上に見られることが多くなります。
年上に見られることで他人から可愛がってもらえることが少なくなります。
しかも見た目が老けていると、「コレかわいい~」と思った服が浮いてしまうので着れなくなり選択肢から消えてしまいます。
着れる服に制限があると、おしゃれを楽しむ機会も少なくなってしまいます。
このようなことは、筋力が衰えた自然の老化なので誰にでも起こりえる事ですが、それを回避することも誰にでもできるのです。
それが話題のアンチエイジングなのです。
では、運動が肌にとってどんな影響があるか知っていますか?
適度な運動が血行促進し、栄養や酸素を身体の隅々まで運んでくれます。
その効果が身体の老廃物の排出を促進、成長ホルモンや脳内物質などの分泌をも促し、心身共に健康状態を高めてくれます。
では、肌への影響はどうでしょう?
運動が美肌へと導くメカニズムを知れば、もっと効果的に取り組めたり、頑張るモチベーションにもなります。
そのメカニズムと共に、結果として肌にどんな効果があるのか解説します。
運動と肌の意外な関係
①肌の新陳代謝(ターンオーバー)の促進
肌ツヤ、顔の血色がよくなる(クスミや目の下のクマ、吹き出物、乾燥などの肌トラブルの予防・改善)、色素沈着によるシミやクスミ、ニキビ痕などの改善を助けてくれます。
運動により血流が良くなると、毛細血管を通して酸素や栄養分が身体の隅々まで行き渡ります。新しい細胞を作る準備が整い、ターンオーバーが活発に。
また、運動はリンパの流れを促す効果もあり、これが体内の老廃物を排出しやすくさせ、体液の巡りが良くなり栄養や酸素が肌まで届きます。
②美肌になる成分の生成サポート
肌の潤いやハリ、キメの細かい健康的な若々しい肌を保つ(タルミやシワ、乾燥、シミなどの予防・改善)
肌の弾力や美肌を保つために不可欠なコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を促すには、線維芽細胞の活性化が必要。運動することで線維芽細胞の活性化、成長ホルモンの分泌力がUPされ、加齢と共に失われていく肌の水分量やコラーゲンの増加に活躍してくれます。
③汗と皮脂で肌の自浄作用をサポート
健康な肌環境を保つ(外的刺激によるニキビや湿疹、肌荒れなどのトラブル予防)
運動をすると、皮脂腺や汗腺の活性化により分泌された汗や皮脂が、空気中のホコリや花粉などの外的刺激から肌を守ってくれます。
汗や皮脂が適度に肌表面にあると、それをエサに常在菌のバランスが整い良い肌環境を保ちます。また、微量ながら汗と一緒に体内の老廃物も排出される作用もあります。
④ストレスによる肌トラブル回避
ニキビや肌荒れなどストレスによる肌トラブルの予防・改善効果もあります。
軽い運動は、エンドルフィンやドーパミン、セロトニンといった幸福感やリフレッシュ効果、精神を安定させる効果のある脳内ホルモンの分泌を促進し、ストレス解消になります。
⑤体内の活性酸素の除去
ビタミンC不足による肌の乾燥や肌のバリア機能低下の予防。
活性酸素は普段の呼吸でも生み出されます。増えすぎると正常な細胞や遺伝子を酸化させます。
活性酸素はビタミンCで消去されますが、過剰に増える事で体内がビタミンC不足になり、肌トラブルが発生します。運動には、活性酸素を除去する効果があるので、これをストップできます。
⑥筋肉量の低下を防ぐ
シワやほうれい線、タルミ、二重アゴの予防・改善。
筋肉と肌は繋がっているため、筋肉がやせ細り弱くなると皮膚を支える力も低下。特に、顔の表情筋は皮膚に直接つながっている筋肉なため、即その衰えが直接肌に影響します。
また、猫背やスチレートネックにもつながり、胸や首の筋肉に引っ張られる事で、顔の筋肉にも影響がでてしまうのです。
上記に加え、運動すると、より一層効果を得たいという気持ち、前向きになる気持ち、自分に自信が持てるようになり、その結果としても肌に良い影響を与えることに繋がります。
まとめ
運動によるアンチエイジングの効果。
- ターンオーバーの促進をしてくれたり、ターンオーバーの周期を正常にしてくれる。
- 美肌効果の成分の生成をサポートしてくれる。
- 汗と皮脂で肌の自浄作用をサポートしてくれる。
- ストレスによる肌トラブルを回避できる。
- 体内の活性酸素を除去できる。
- 筋肉量の低下を防げる。